拾い検索は、複数のことばを材料にして、そこから文字を取り出して別のことばを作れるか調べます。
基本の使い方
拾い元を読点またはカンマで区切ります。既定では、書いたグループの順に拾い、同じ文字は一回まで使います。「どの順で拾ってもよい」「同じ文字を何度でも拾う」「ことばの中でも左から順に拾う」で規則を変更できます。
末尾に数字を付けると、そのグループから拾う文字数を指定できます。みかん2、すいか1なら、前者から2文字、後者から1文字です。
使いどき
- イラスト名から一文字ずつ拾う謎を作る
- 複数の答えを材料に最終回答を組む
- 拾う順番に別の仕掛けを加える
- 手元の語群で作れる答えを確認する
応用
最初は規則を緩くして候補の有無を確認し、候補が多ければ「左から順」「各グループの文字数」を追加します。制作時には、検索上は成立しても参加者が同じ規則を読み取れるとは限りません。拾う順番を番号や矢印で紙面に示すと、解釈のぶれを減らせます。
材料を選ぶときの注意
同じ文字が複数の場所にある材料は、拾う位置が曖昧になりやすくなります。位置も答えの一部なら「左から何文字目」と明示し、文字だけが重要ならどこから拾っても同じ結果になる材料を優先します。
最終回答を一つにしたいときは、検索で出た全候補を保存し、意味のヒントを添えても別解が残らないか確認します。材料の名称に表記揺れがある場合は、問題のそばに読みを併記すると安定します。
実際の検索結果
たいよう、こうえん、はなびを既定設定で検索すると、現在の辞書では**「いんび」「たんび」「ようび」**の3語が見つかります。「ようび」は「たいよう」から「よ」、「こうえん」から「う」、「はなび」から「び」を入力順に拾って作れます。
同じ材料でも「どの順で拾ってもよい」を有効にすると、グループの並びを入れ替えた候補も対象になります。結果の増え方から、順番指定がどれだけ効いているか確認できます。
失敗例
「ようび」を期待しているのに材料をはなび、こうえん、たいようの順で入力すると、既定の「書いた順に拾う」では一致しません。紙面に番号や矢印がない問題なら、入力順を紙面と合わせるか、自由順へ切り替えます。
また、同じ文字を一つの材料から2回使いたい場合、通常はその文字が材料内に2個必要です。「同じ文字を何度でも拾う」は別ルールなので、問題文にも再利用できることを明記します。
応用例
最終回答を「ようび」に決めた後、三つの材料のどこから各文字を拾うかを逆算できます。候補が3語あるため、「カレンダーに書かれているもの」のような意味ヒントを加えれば、文字の成立だけでなく意味でも答えを絞れます。
材料名の表記を固定する
イラストを材料にする場合、同じ絵が「とり」「ことり」「すずめ」のどれとも読めることがあります。検索では一つの読みを入力していても、解答者が別の名称を使えば拾える文字が変わります。絵の下へ文字数を示す、ほかの問題で名称を確定させる、読みを併記するなど、材料名が一つに決まる仕掛けを用意します。
拾う位置も曖昧さの原因です。「たいようから一文字」だけでは、た・い・よ・うのどれでも選べます。入力順に一文字ずつ拾うだけで候補が複数残る場合は、各材料へ番号を付ける、丸で囲んだ位置を使う、意味ヒントを最後に出すという順で制約を加えます。位置を直接指定しすぎると探索の面白さがなくなるため、別解を消すのに必要な分だけ足します。
完成前には、材料を声に出して読んだときの表記、小さい文字、長音も確認します。検索結果が成立していても、紙面の表記と入力した読みが違えば参加者は再現できません。答え候補と一緒に「どの材料のどの文字を使ったか」を保存しておくと、差し替え時の確認が早くなります。
