かたち検索は、文字の位置が分かっている虫食い問題に向く検索です。分からない1文字を「・」で書きます。
書き方
・か・ は3文字で中央が「か」、・・ありは4文字で後半が「あり」の語を表します。問題のマスを左からそのまま書き写すのが基本です。
固定部分が二文字以上続くときも、そのまま入力します。文字数と位置が一つの式にまとまるので、個別に位置条件を追加するより入力間違いが減ります。
使いどき
- クロスワードの交差から数文字だけ判明した
- 穴あきの熟語やことばクイズを作る
- 語尾や語頭のまとまりだけ覚えている
- 同じ型に入る候補をまとめて比較する
応用
結果が多い場合は、分かっている文字や文字数を追加します。逆に0件なら、確信の弱い固定文字を「・」へ戻します。一度に全部を疑うのではなく、一箇所ずつ空欄へ戻すと、誤っているマスを特定できます。
位置は不明だが「か」と「め」が含まれる、とだけ分かる場合はかんたん検索の「含まれる文字」へか,めと入力します。位置まで分かるときだけ、かたち検索を使うのが使い分けの基準です。
入力で間違えやすい点
「・」は一つにつき一文字です。空欄の数と入力した「・」の数を合わせます。小さい「ゃ」「っ」や長音「ー」も一文字として数えるため、問題のマス目が音の数で作られている場合はずれが起きます。
結果が出たら、固定した文字が意図した位置にあるかを読みの行で確認します。漢字表記が複数ある語でも検索は読みを基準にするため、問題へ採用する表記は別途選びます。
実際の検索結果
・ん・くを入力すると、現在の辞書では511件が見つかります。**「あんこく」「えんそく」「おんがく」「おんどく」**など、2文字目が「ん」、4文字目が「く」の4文字語です。
もう少し文字が分かっている例としてりん・を検索すると32件になり、**「りんく」「りんぐ」「りんご」**などが表示されます。固定する文字が一つ増えるだけで候補が大きく減ることが分かります。
失敗例
3マスの問題へ・ん・くと入力すると、記号を含めて4文字として扱われるため一致しません。「・」一つが空欄一マスなので、問題のマス数と入力した文字数を必ず合わせます。
また、小さい「ゃ」を大きい「や」で入力すると別の文字として検索されます。見た目のマス数ではなく、問題で使う実際の表記を書き写します。
応用例
0件になったときは、最も自信のない固定文字だけを「・」へ戻します。りん・で候補を出した後に、交差から末尾が「ご」と確定したらりんごへ更新します。この手順を解答者にも示すと、検索を使ったクロスワードの解き方そのものを教材にできます。
入力を紙のマスと照合する
検索前に、紙のマスの下へ1、2、3と番号を書きます。・か・なら1文字目と3文字目が未確定、2文字目が「か」です。入力欄にも同じ順で写すだけなので、途中の文字を前後へずらすミスを防げます。5マス以上では、分かっている文字を先に入力するのではなく、必ず左端から並べます。
| 紙面で分かっていること | 入力例 | 意味 |
|---|---|---|
| 3文字で中央が「か」 | ・か・ | 前後は任意の1文字 |
| 4文字で末尾が「あり」 | ・あり | 先頭だけ未確定 |
| 4文字で先頭が「りん」 | りん・ | 末尾だけ未確定 |
候補が多い場合、かたちへ推測の文字を足す前に意味ヒントと照らします。推測を固定してしまうと、本来の答えを検索から消すことがあるためです。交差などで位置が確定した文字だけを形へ追加し、濁音数や含まない文字はくわしく検索で別条件として管理すると、何を根拠に絞ったかが残ります。
